DSC05549

[工場見学]産業廃棄業に新しい風を吹き込みつづける石坂産業さんにいってきました。

いろんな会社の中で気になる会社はたくさんありますが、今回工場見学に行った石坂産業さんはその中の一つでした。

産業廃棄物の中間処理業という男性社会の中で、所沢のダイオキシン騒動に巻き込まれるなかで、父親からお試し社長ということで1年間の猶予の中で、ISOの取得や全天候型の屋内施設の建築に目処をたて、その後代表権のある社長になり、現在では地域の資源を活用するための森の育成も手がけている石坂産業さんにいき、社長の講演や社員の方に案内をしてもらいました。

ここまで来る道のりの事から、産業廃棄物の現状まで半日タップリと見ることができました。

石坂産業さんについて

石坂産業さんについては、WEBで探してもいろいろな記事がでてきますが、石坂典子社長が書いた本を買うのが一番詳しく書いてあります。

僕は石坂産業を知ったのは日経BPさんの記事で9回目まで全部読んですごく興味を持っていました。

 

石坂産業さんはどんな会社なのか

工場見学には最寄り駅に集合してそこにバスでお迎えをしてもらいました。

工場案内の制服のモンペは社員が自分たちで考えて制服としているようです。

会社につくとまず目に着くのは搬入されるトラックの方へのメッセージが飛び込んできます。

危険なことや環境に配慮することが明確に宣言されています。

DSC05533

 

誘導されるサインも明確で、この日は土曜日だったんですが、どんどんトラックが入っていきます。

DSC05532

石坂産業の目指す所

集会場に入るとまずは担当の方から石坂産業の目指す所について教えてもらいました。

DSC05540

現状で161,000㎡東京ドーム3.5個分の敷地をもっており、そのうち80%が森でのこり20%が廃棄プラントになっているようです。現在社員数135名になっており、「ホウレンソウダイオキシン問題」が契機になって、当時1基15億するような煙突が立っていた産業廃棄物償却による”縮減事業”から撤退して、現在では建物を取り壊した際に出てくる混合廃棄物などを中心にしたリサイクル事業へ変換していったそうです。

現在建物を全天候型の処理施設に立て直し、近隣への配慮と自然との共生の為にすべてを屋内で外に対して、ホコリを出ないようにしているそうです。

今の石坂産業さんの主な仕事は建物を廃棄した際にでる木くずやブロックやその他の建設混合廃棄物を扱っていて、違法廃棄が他社では問題になっている建設混合廃棄物を中心にして扱っていて、CSRのC(会社)を外してSRとして三芳町をいかに盛り上げていくかを考えていっていると聞きました。
そしてそこから更に発展して、CSV(CreatingSharedValue:共通価値の創造)を目指して活動しているそうで、見せる→伝える→理解されることに向けて、ISOマネジメントをすべてとり、すべての情報を公開する様になっています。

石坂産業がいかにして今の姿になったか

その後で、石坂典子社長の話を聞かせてもらいました。

最初は年間300人程度しか来場されずしかもその300人もその道の専門家だったり、反対派の人が多くて、いまでこそ年間3000人を超える人が現在の廃棄物の現状を知りにくるようになっているけれどそれまでに起こった色々な事を赤裸々に話してもらいました。
DSC05549

 

石坂産業は今創業48周年で先代のお父さんがダンプカーで廃棄物を今のお台場に毎日捨てる廃棄の仕事をしているときに捨てるものの中にまだまだ使えるものがあるところから、「将来は捨てるものをリサイクルする時代がくる」と感じ会社を創業したようです。

所沢のダイオキシン騒動がおきて、風評被害で所沢の葉物野菜がうれなくなり、その矛先が当時一番大きな煙突がたっていた石坂産業に向かったようです。当時新設した焼却施設はダイオキシンの発生しない業界の中でも最新型のものを15億かけて建てたばかりのころで、その問題の過程で「地域からでていけ」という圧力が強くかかったようです。

そのタイミングで典子社長が社長に変わり、新工場建設へのめどを立てISOの取得をして行ったそうです。そしてその中で焼却施設をすべて廃棄し、循環型の縮減事業へと転換を成功させた経緯を話してもらいました。

この辺りは書籍に詳しくありますので、書籍をおすすめします。

一つ一つの言葉に厚みがあり、これはすべて実際にいろいろな苦しいことや乗り越えていった事がある本人出ないと話せない内容だなとおもいます。

絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記
石坂 典子
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 3,397
石坂 典子
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 3,397