大きな「透けるタペストリー」は透けながら文字もよめて室内を見渡せます

タペストリーは大型になるとかなりの圧迫感があります。

ショッピングモールやイベントの展示などせっかくの空間がタペストリーで目隠しになってしまうともったいないです。
そんな時にピッタリの「透けるけど文字はよめるタペストリー」を紹介します

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京都文字塾展 – なかよきことはおもしろきかな –

告知をしたいけど目隠ししたくない時に

のぼり旗を作っている弊社はいまでこそデザインソフトでレイアウトして製版フィルムを使用せずダイレクト製版してシルクスクリーン印刷をしていますが、昔はデザインカッターを使用して文字を切り取っていました。
なので個人的にずっと書体がすきです。

今回京都で開かれている1年をかけて書体づくりに取り組む私塾「京都文字塾」さんが開く展示のさいに入り口にバナーを作りたいと相談がありました。

要件としては、
・ギャラリーの入口につけるけど、室内を目隠しはしたくないので見通せるくらいには透けさせたい
・文字やきれいな色は表現したいので薄すぎ無い方がいい。

ということでしたので、メッシュの粗いものではすこしごつい感じになるのでNGかとおもい、柔らかく薄手のジョーゼットと今回採用されたトリコットプラスをおおくりしました。

背景を透けさせつつ文字のエッジがきれいに見える素材

難しいのは薄すぎると文字のエッジが立って見えないというこです。今回のトリコットプラスはある程度のコシもあるのできれいに垂らすことができます。

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文字のエッジも透けすぎないのでかなりきれいに表現できます。

フォントはエッジの綺麗さもたいせつなのでこのあたりがすごく気にされていた点でした。

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色表現も織物ではなく編み物なので布表面がきれいになっており、ポリエステルと印刷機の調整もありながら、もとのデザインの色がくすみも少ないきれいないろだったのでかなりきれいに発色できたと思います。

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透けるタペストリーのニーズが増えてきています

すける素材のお問い合わせをいただく場合におおいのは

・ショッピングセンターで天吊タペストリーを使いたいが空間を狭くさせたくない
・のぼりなどで見えない場所を作りたくない

などがありますが、ヨーロッパなどでは避難経路がかくれないようにメッシュ素材出ないといけない場所があるという話もききます。

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編み物なのでほつれづらい

今回つかったトリコットプラスは実は別件でプロッターなどでカットできる生地として生地屋さんと共同開発した生地なんですが、縦糸と横糸を織る「織物生地」ではなく「編み物生地」なのでのぼりなどでつかっても、ほつれにくいのも特徴です。

これからすこしづつ増やしていきたい素材です。

展示会詳細-京都文字塾展

会期

2016年9月13日(火)〜 25日(日)12:00 ― 20:00
(22日はトークイベントのため展示は15:00まで/最終日17:00まで)

詳細はこちら

京都文字塾展 – なかよきことはおもしろきかな –

【堀江織物ホームページ 透けるタペストリー】

https://horieorimono.co.jp/case-studies/sukerutape